2016年3月11日金曜日

STAP騒動の真相:人工知能の哲学

STAP騒動は、人間の頭脳では分からないものを明らかにしていく科学的手法について、まだ、社会では理解されていないということですね。


(出典:武田邦彦先生のブログ


2016年3月1日火曜日

STAP騒動の真実: 現代の宗教裁判(1) 若山教授は逃げ切るのだろうか?

この動画は1年以上前の動画音声ですが、解説は的確ですね。



ガリレオが地動説を出し、宗教裁判にかけられて有罪判決を受けたとき、「それでも地球は回っている」とつぶやいたとされる。歴史的な事実かどうかは疑問があるところだが、多くの日本人はこのことを知っている。

その時、ガリレオを糾弾したには、聖書に書いていないという他に、「目で見てみろ!どう見ても太陽が動いているじゃないか!」という常識的な世論もあった。科学の新しい発見を、今までの常識で理解しようとすればすべてはウソになる。

ノーベル賞を受賞した研究者が、「研究はいばらの道だった。誰もできないと思っていたし、苦節20年、誰も協力しない中でついに夢を果たした」と言ってもだれも不思議には思わないだろう。2,3年の研究で優れた研究成果を出すのはむつかしい。

「人になんと言われようと自分の考えを貫け」とか、「研究というもの10年や20年でへこたれたらダメだ」とも言う。「新しいことに果敢に挑戦する若い人を育てなければ」とも繰り返される。

STAP論文が2014年2月に問題になってから、すぐ研究者の一人で指導者だった若山教授は外国の雑誌のインタビューに長く答え、「小保方さんの指導で、実際に自分もやってみて細胞を確立した」と明言している。しかし、その後、若山教授は寝返って小保方さんの批判に回ったので、日本のマスコミはその裏切りを評価して、若山教授については不問に付している。

小保方さんは責任をとって(責任があるとしたら理研などだが)理研を退職するそうだが、退職金もない臨時の雇用だそうだ。正規の指導者だった笹井さんは自殺されたが、若山教授は逃げ切るのだろうか?

その年の暮、つまり今年だが、STAP論文の「検証結果」なるものがでて、新聞をにぎわせている。論調は相変わらず「小保方憎し、指導者はすべて無罪」ということになった。冷静で論理的な結論ではなく、感情で「憎い、好き」に分けて、それに論理の衣を被せるという方法だ。

まさにガリレオの時に行われた宗教裁判である。科学は「現在、正しいと思うことを覆していく」というのが最大の活動だから、新しいことを私たちが「正しい、間違っている」と分類することはできない。

しかし、現在の日本は「空気」ができると、マスコミがビクビクして空気に逆らう報道は絶対にしない。だから、空気が事実として確定する。

ある新聞は「**回、実験しても再現性が得られなかった」と書き、それで「STAP細胞はなかった。ウソだった」としているが、どうしようもないほどレベルが低い。こんな論理で科学ができるはずもない。

たとえば「100回も実験しても再現性が得られなかった」ということと、「そういう現象はない」という間に直接的な関係はない。その時、研究の対象としている自然現象が「100回の実験でかならず再現性が得られる」という証明が必要である。学生がこんなことを言ったら、私は教授として、「君、何を言っているのか。そんな杜撰な論理では研究はできないよ」と言うだろう。

また「論文が正しいかどうかの検証を行うシステムが必要だ」と書いてある新聞もあったが、そんな方法があるなら科学そのものが不要である。もともと電灯も冷蔵庫も、遺伝子工学もスマホも、紫式部や赤穂浪士には「ウソかマジック」に見えるだろう。現在、それを科学で説明できるのは、科学が「ウソかマジック」ではないことを示したからに相違ない。

日本の科学はSTAP事件を通じて、完璧に破壊されてしまった。今後、日本の科学でできることは、「すでにできていて正しいことが分かっていること」に限られるので、夢を持った若者は科学に進まない方がよい。現代の宗教裁判で袋叩きに遭う。

科学は間違いや錯覚に寛容である。寛容でなければ人間の頭脳で新しいことに挑戦できないからである。

(平成26年12月20日)
武田邦彦
(出典:武田邦彦先生のブログ




2016年2月26日金曜日

STAP騒動の真相: STAP問題の元凶は若山教授だと判明…恣意的な研究を主導、全責任を小保方氏に背負わせ

今後、真実が明らかになっていくでしょうね。
この記事以上の裏があるかも知れないので、若山教授は反論すべきですね。

  STAP問題の元凶は若山教授だと判明…恣意的な研究を主導、全責任を小保方氏に背負わせ


「私は、STAP細胞が正しいと確信したまま、墓場に行くだろう」

 STAP論文の共著者であるチャールズ・バカンティ博士は、米国誌「ニューヨーカー」(2月22日付電子版)の取材に対して、こう答えた。

2015年にもSTAP細胞の研究を続け、万能性を示す遺伝子の働きを確認したという。

 
 また、「週刊新潮」(新潮社/2月11日号)では、理化学研究所・CDB(発生・再生科学総合研究センター)副センター長だった故・笹井芳樹博士の夫人が、インタビューにおいて次のように発言している。

「ただ、主人はSTAP現象そのものについては、最後まで『ある』と思っていたと思います。

確かに主人の生前から『ES細胞が混入した』という疑惑が指摘され始めていました。

しかし、主人はそれこそ山のようにES細胞を見てきていた。

その目から見て、『あの細胞はESとは明らかに形が異なる』という話を、家でもよくしていました」
 ES細胞に関する世界トップクラスの科学者である2人が、ES細胞とは明らかに異なるSTAP細胞の存在を確信していたのだ。

 一体、あのSTAP騒動とはなんだったのだろうか――。



2016年2月28日追記
本日、インターネットでニュースを検索すると、毎日新聞系の記事がかなり削除されています。
毎日新聞内で、何か変化があったように感じますね。


2016年2月24日水曜日

STAP騒動の真相: 普通の30歳の研究者がNatureに論文を投稿することはまず不可能!

下記の動画は、約2年前のものですが、武田先生の解説は的確ですね。

今になって考えると、笹井先生は、STAP論文の指導をして、小保方さんを育て上げ、将来、世の中のためになる研究結果が出せると信じて、大きな夢を抱かれていましたね。

それを日本のマスコミが、真実を追究せずに潰してしまいました。
日本にとって、たいへん大きな損失ですね。

今となっては、この犠牲を、今後、どのように活かしていくのか、それがもっとも重要だと思いますね。

普通の30歳の研究者がNatureに論文を投稿することはまず不可能!



2014/03/27 に動画公開

STAP細胞の論文の一部に間違いがあったということで、日本中が大騒ぎした。この論文の筆頭者(論文の共著者の最初に書いてある人)が30歳の研究者であることで話題に­なった。「女性」か「男性」というのはあまり関係がないこの問題について、考えてみた­い。

30歳の研究者というのはどのぐらいの実力かということを日本社会は理解していないように思うので、著者をかばうとかそういう詰まらないことではなく、研究者と言うのはど­ういうものかについて少し紹介したい。

博士課程を終わるのが最短で28歳だから、30歳の研究者は研究を始めたばかりの人である、

普通の30歳の研究者がNatureに論文を投稿することはまず不可能である、

普通の(Natureよりレベルが低い)英語の論文を一人で作成して、投稿し、査読(審査)に耐えて掲載に至ることは不可能と考えられる、

普通は教授やそのレベルの経験を積んだ指導者が横にいて、査読結果(2、3度くる)が来るたびに、査読委員の文章を読み、打ち合わせる、

30歳の研究者が独自に査読委員の質問や訂正要求に応じることができるのはレベルの低い学術誌だけで、このレベルの場合、質問の意味がわからない、どうして答えたらよいか­わからない、というのが普通だ。

こうして少しずつ研究者は育っていく。研究者に必要なのは、「ミスなく論文を出す」ということではなく、まずは「着想や実力を上げていく」ということで、普通は40歳ぐら­いになればある程度、独立して研究と投稿ができるようになる。

(学術分野ではつねに「故意は考えない」という原則がある。故意のものは自然科学でも時々あるが、その人の一生のうち、ほぼ明らかになるので、一つ一つを警察のようにチェ­ックする必要はないし、研究は意外なことなので、チェックする方法もない。 最近、佐村河内氏と比較されることがあるが、故意があるかないかは決定的に違うし、難­しさも違う。)

(平成26年3月26日)武田邦彦


STAP騒動の真相: STAP細胞研究、論文撤回後も継続 共著者バカンティ氏

小保方晴子氏の手記『あの日』(講談社/刊)が1月29日に出版され、今後、マスコミがどのような記事を掲載していくのか・・・、私はその変化に興味があります。 
現在のメディアは、思考停止状態に陥っているように思えますね。

 STAP細胞研究、論文撤回後も継続 共著者バカンティ氏

2016/2/23 22:21 日本経済新聞
STAP細胞研究、論文撤回後も継続 共著者バカンティ氏 

 【ワシントン=共同】STAP細胞論文の共著者チャールズ・バカンティ氏が、論文撤回後もSTAP細胞作製に向け、研究を続けていたとの記事を米誌ニューヨーカー電子版が22日、掲載した。同誌の取材に対し「(STAP細胞は)正しいと確信したまま墓場に行くだろう」と話したという。

 記事によると、論文に不正があるのではないかと問題になった際、バカンティ氏は著者の小保方晴子氏に「データの捏造(ねつぞう)はしてないのか」と尋ね、「それならこんなに時間をかけて実験はしない」との回答を得たという。

 バカンティ氏は論文の問題が指摘された後、2014年夏から1年間米ハーバード大を休職。大学は「復職後も再生医療の研究を続けている」としていた。

 記事によると、同誌は昨年7月にバカンティ氏に取材。共著者の小島宏司医師と実験を続けていると説明。既に分化を終えた細胞にさまざまな刺激を与える手法で、どんな細胞にも分化できる万能性を獲得できるかどうかを検証した。万能性を示す遺伝子の働きを確認したが、実際に万能性がある細胞の作製には成功していないという。

 STAP細胞の論文は14年1月に英科学誌ネイチャーに掲載され、7月に撤回された。〔共同〕


2016年2月19日金曜日

STAP騒動の真相 小保方さん、ES細胞窃盗事件で警察の参考人聴取

警察の捜査で、誰の言っていることが正しいかハッキリするでしょう。
理研の調査委員会と違って、真実を明らかにできるのは、やはり警察の捜査力ですね。


新展開 小保方氏を参考人聴取 ”STAP” 操作の今後は?


2016年2月11日木曜日

小保方晴子の反論「ハシゴを外した人たちへ」(現代ビジネス 賢者の知恵より)STAP細胞騒動

毎日新聞の記者(女性)が、理研の中のSTAP反対派閥のリーク情報を記事にして、追い詰めていきましたね。

 小保方晴子の反論「ハシゴを外した人たちへ」

2016年02月09日(火) 週刊現代 
小保方晴子の反論「ハシゴを外した人たちへ」
(現代ビジネス 賢者の知恵より)STAP細胞騒動

いつの日から彼女の人生は大きく変わってしまったのだろう。STAP細胞を発表し「リケジョの星」と騒がれるも、一転、犯罪者扱いに。なぜ彼女だけが悪者にされたのか——ついに反論を始める。

死にたいと思っていた

2014年の間に私の名前が載った記事は一体いくつあっただろうか。そしてその中に真実が書かれた記事は果たしていくつあっただろうか。私は全国新聞やNHKは真実を公平に報じていると信じて疑わなかった一国民だった。しかし想像だにしなかった側面を垣間見ることになる。

私個人に対する取材依頼は連日のように来た。「記事化を考えています」「何日までに返事をください」というメールは脅し文句のように感じられた。返事をすると都合のいいところだけを抜粋して記事に使用され、返事をしないと「返答がなかった」と報じられた。

特に毎日新聞の記者(女性)からの取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった。メールの質問事項の中にリーク情報や不確定な情報をあえて盛り込み、「返事をしなければこのまま報じますよ」と暗に取材する相手を追い詰め、無理やりにでも何らかの返答をさせるのが彼女の取材方法だった。

笹井(芳樹)先生からは、「このまま報道されては困るからできるだけ返答するようにしている。メールボックスを開くのさえ辛い。日々、記者の対応に追われてノイローゼがひどく他の仕事ができなくなってきた」と連絡を受けた。

(記者の)メールの最後は「お返事がない場合にはその理由をお知らせください」と締めくくられる。自分さえ多くの情報を得ることができるなら、取材をかける人たちにどれだけ大きな負担がかかろうが構わないのだろうか。

記者は「取材」という名目を掲げればどんな手段でも許される特権を持ち、社会的な善悪の判断を下す役目を自分が担っていると思いこんでいるかのようだった。どんな返事や回答をしても、公平に真実を報道しようとはせずに、彼女が判定を下した善悪が読み手に伝わるように記事化し、悪と決めた私のことを社会的に抹殺しようとしているように思えた。

(中略)

* * *

これまで抑圧されていた分、手記からは小保方氏の切実な思いが伝わってくる。彼女に名指しされた関係者たちは、この本をどう読むのか。反論が行われるのか。

理研が「終わったこと」にしたSTAP細胞騒動が今一度、燃え上がることになりそうだ。

「週刊現代」2016年2月13日号より

(出典:現代ビジネス

2016年2月9日火曜日

STAP細胞 小保方さん【手記出版】 STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、再現失敗の裏側、真実を歪めたのは誰だ? 

この番組内容は、事実をほぼ正確に報道していますね。


あの日
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小保方 晴子 (著)
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真実を歪めたのは誰だ? 
STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。

はじめに
第一章 研究者への夢
第二章 ボストンのポプラ並木
第三章 スフェア細胞
第四章 アニマル カルス
第五章 思いとかけ離れていく研究
第六章 論文著者間の衝突
第七章 想像をはるかに超える反響
第八章 ハシゴは外された
第九章 私の心は正しくなかったのか
第十章 メディアスクラム
第十一章 論文撤回
第十二章 仕組まれたES細胞混入ストーリー
第十三章 業火
第十四章 戦えなかった。戦う術もなかった
第十五章 閉ざされた研究者の道



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